最近では22歳の新卒時に入社して、3年後に転職をする25歳の第二新卒が増えています。新卒採用で就職してから3年以内に離職する人は3割もいるのだとか!
このように3年以内に離職して転職活動する人のことを一般的には「第二新卒」と呼びます。
今回は、25歳で転職する人が珍しくない今の時代だからこそ、25歳からの転職を成功させるポイントについて紹介します!
自分のアピールするポイントを知らなきゃだめ!
25歳で転職をするとなったら、ライバルとなるのは新卒と30代のキャリア層です。
新卒の学生と比べられると、25歳の転職者は若さで劣ってしまいます。しかし、社会人経験などの点では即戦力として判断され、新卒よりも有利になれるハズ!
また、新卒で入社した会社で3年も働けば、ある程度経験を得ることができますし、職種によっては成果を出せているケースもあるでしょう。成果があれば、入社後の活躍を予想しやすく、新卒よりもかなり優位となりますよ!
次に、30代のキャリア層と比べた場合、25歳の転職者は「経験」と「実績」の2点で劣ってしまいますね。この場合は、「柔軟な適応力」などの自分の伸びしろをアピールしましょう! 選考中の会社では、「基礎的なビジネスマナーを兼ね備えつつ、若手ならではのフレッシュさや意欲で柔軟に新たな仕事内容も吸収できる点で活躍できる!」などのような呑み込みの早さは、キャリア層にはできないアピールです。
将来的な自分の可能性を知ろう!
新卒で採用されて3年も働けば、仕事でもある程度の経験と実績が得られます。
また会社員に限らず、この期間で経験したことは新たな可能性につながるきっかけとなるはずです。
転職を成功させるには、自分の経験や実績を今後どのように活かせるかという点でアピールできなければいけません。当然、採用担当者もこの点に重きを置いています。
「経験を踏まえて、将来どのように貢献できる」と強くアピールすることが大切! 自己分析をしたら、さらに希望する勤務先での将来を考えておきましょう。
改めて自分の経歴と個性を確認する
経験と同じく、採用時に重要視されるのが、あなたの「個性」。
“今日ここに至る”までの自分を説明できるようになっておきましょう。
先述した前職の経験だけでなく、自分の性格や強みをイキイキと話せることが大切です!
転職は、新卒時の就職活動の経験から、以前の自己PRと同じような内容で述べてしまうこともありますが、それでは社会人になってからの成長が加わっていないと捉えられることも…。
新たに加わった自分の個性や強みなども考えて、改めて自己分析をしてくださいね!
転職理由をうやむやにしない
転職する理由は人それぞれです。キャリアアップで転職を目指す人もいれば、「新卒で入社した会社が、入社前のイメージと違った」という理由で職を変える人もいますよね。
もちろん転職の理由は1つではなく、複数の理由が重なっている場合もあります。単純明快に退職理由を伝えられるとは限りません。
転職は“「なぜ転職したいのか」をはっきり伝えられるかどうか”がカギを握ります。転職する理由とやりたい仕事などについて、優先順位をつけながら整理していきましょう!