転職が当たり前になっている昨今、これまでの経験やスキルを活かして別の会社で勤務される方も多くなっています。
退職代行を利用する場合、なるべく会社の人と会いたくない！という方がほとんどだと思います。そういった方は主に郵送での退職の手続きを進められています。
しかし、郵送のやりとりだけで退職をする場合、退職届もですが返却物の郵送も必要です。
この記事では、会社を退職する際に返却を求められることが多いものをまとめました。
会社の方と顔を合わせずに退職しようと考えている方はぜひご参考くださいませ。
退職時、会社に返却すべきものは？
主には会社からの貸与物や支給品がそれにあたります。個人の所有物以外は返却を求められるケースが多いです。例えば以下のようなものが該当します。
①保険証
②社員証、社章、入館証、ネームプレート
③制服、作業着
④カギ類、セキュリティカード
⑤名刺
⑥交通定期券
⑦マニュアル、社内資料
⑧社用携帯、パソコン
保険証
ご家族を不要に入れている場合には、ご家族分も含めて返却となります。会社を退職した場合には退職日をもって、使用資格を喪失することになります。
そのため、退職日以降は期日の過ぎた保険証を利用することはできません。
かならず返却を求められますので、失くすことのないようにしっかりと保存するようにしてください。
社員証
退職後に社員証を保有したままにしておくことは問題があります。また、使用したりするとトラブルにも繋がりますので絶対にやめてください。
こちらもしっかりと郵送するようにしましょう。
制服・ユニフォーム
会社からの貸与物にあたりますので、基本的には返却が必要です。ただ、その返却方法にもおおむね２パターンあるのでご紹介します。
①クリーニング後の返却②そのまま返却のどちらかを会社から指定されます。どちらの返却方法になるかは、退職代行を利用される場合は弊社の担当者が確認させていただきます。
カギ
セキュリティーカードなども同様です。カギやセキュリティーカードの返却を怠ると、会社での情報漏洩や現金の亡失などが起こった時に、疑いをかけられる可能性があります。
そういったリスクを回避するためにも、内容証明郵便などで確実に返却するようにしましょう。
名刺
意外に思われるかもしれませんが、こちらも返却が必要です。
会社のロゴがはいってるので、こちらもリスク回避のためにしっかり郵送しましょう。
定期券
こちらは会社の経費で支給されているものなので、確実に返却が求められます。
基本的には、定期券を途中解約して、その残金を現金で会社に郵送することが基本的な対応です。
マニュアル・社内資料
マニュアルや社内資料（研修資料など）は社内の情報や、機密事項を含んでいるケースもあるため返却を強く求められる場合があります。
社用携帯・パソコン
こちらも社内情報や、顧客データなどを含んでいる場合が多いため返却が求められます。充電器などの周辺機器も併せて返却を求められますので、忘れずに郵送するようにしてください。
またパスワードを設定している場合は、紙などに記載して一緒に送るようにしましょう。
まとめ
今回は返却物に関する内容でした。退職代行をご依頼いただいた場合には、担当者より会社からの貸与物に関してのお伺いをさせていただきます。迷ったときは、「基本的に全部返却する」と考えてもらって問題ございません。
